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年初来の基準価額の動き
2020/05/28

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概要

年初来、ピクテ・グローバル・バランス・オープンの基準価額は、株式、為替がマイナス要因となったことが影響し、下落しています。実体経済は引き続き厳しく、当面は強弱両材料による綱引き相場が続くと思われる中、株式、債券についてはベンチマークに対して中立とし感染収束の兆候や経済対策の有効性などについて見極めていく方針です。



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年初来、株式と為替がマイナス要因となり、基準価額は下落

「ピクテ・グローバル・バランス・オープン」(以下、当ファンド)の2020年5月22日の基準価額は年初来で-923円下落の10,393円、当ファンドの騰落率は-8.2%となりました。
基準価額の変動を要因別にみると株式が-476円、債券が+260円、為替が-622円、その他が-85円となりました。注1

年初から2月中旬にかけては、中国から世界各国に新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも、1月に米中貿易協議の第1段階が合意に至ったことや米ISM景況指数などの経済指標が堅調だったこと、中国人民銀行による大規模な資金供給などがプラス要因となり、世界の株式市場は堅調に推移しました。一方、先進国の国債市場は1月前半に米国・イラン両国関係の悪化を受けて中東情勢が緊張したことや、欧州の景気減速懸念、新型コロナウイルスの中国からイラン、イタリア、韓国などへの感染拡大などを受けて上昇しました。

その後、2月下旬から3月中旬にかけては、新型コロナウイルスの感染者が欧州、米国などで大幅に増加、世界各国で都市が封鎖されるなど経済活動が停滞し、世界経済の先行きに対する懸念が強まったことから、世界の株式市場が急落しました。一方、先進国の国債市場についてはリスク回避の動きの中で3月上旬までは上昇しましたが、3月中旬には手元資金確保のための換金や利益確定の動きなどから反落しました。

3月下旬には、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など世界各国の中央銀行による積極的な金融緩和の実施や、各国政府による大規模な景気刺激策などが好感されて世界の株式市場、先進国の国債市場ともに上昇しました。

4月以降も、経済の大幅な悪化を示す経済指標の発表が相次いでいるものの、欧州や米国で新型コロナウイルスの感染拡大ペースに減速がみられたことや、金融政策、財政政策などの経済対策などを背景に株式市場は上昇、先進国の国債市場は一定レンジでの推移となっています。

一方、為替はリスク回避の動きや米国やユーロ圏などの積極的な金融緩和策などを背景に、2019年末と比較して主要通貨に対して円高傾向となっています。

資産配分は、株式、債券ともに中立

足元の市場環境は、各国の大規模な金融・財政政策への期待に加え、欧米の経済活動の正常化の動きを好感して、リスク資産を買い戻す動きが見られます。しかし実体経済は引き続き厳しく、当面は強弱両材料による綱引き相場が続くと思われます。 

 当ファンドは主に日本を含む世界の株式と国債に投資します。資産配分については、足元、ベンチマーク(株式50%、債券50%)比で株式、債券ともに中立とし、感染収束の兆候や経済対策の有効性などについて見極めていく方針です。


注1:基準価額変動の内訳は各項目(概算値)ごとに円未満は四捨五入しており、合計が一致しない場合があります。その他には信託報酬等を含みます。


※データは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。



●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
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お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断下さい。
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ピクテ・グローバル・バランス・オープン



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